気楽に生きればうまくいく『もうちょっと「楽」に生きてみないか』

 

どうも、けんぴーです!

 

この本では最初から最後まで常に

「楽に生きる方法」について

説明されています。

 

日本人に特に当てはまると思うのですが、

「無理・努力・我慢」などは

美徳としてよく考えられがちです。

 

しかし、生きていく上で

できるだけ上記の3つをはじめとする

「しんどいこと」は減らして

生きたいですよね?

 

この本では様々な場面における

「しんどいこと」を減らす

楽な方法が載っています。

 

 

 

『もうちょっと「楽」

生きてみないか』

 

  1.  しんどくて続かない
  2. 過去を悩んでも何も得しない
  3. 迷った時の考え方

 

1.しんどくて続かない

しんどくて続かない理由には

主に3つあると記されています。

①楽じゃない

②約束が理屈っぽい

③「意志が弱い」とこを理由にする

 

続かない理由が①楽ではない

というのはわかりますよね。

 

②は読書を例にとれば

「読書しないと頭が悪くなっていく」

「知識に乏しい人間は取り残される」

といったように、

いくら理屈で納得しても、

実際には楽しくはないということです。

例え成長できるとしても、

楽しくないことはやりたくないし

できるだけ楽しんで成長したいですよね!

 

③も同様に、

「できないのは意志が弱いせい」

と考えると挫折のたびに落ち込んだり

努力や根性の世界に持ち込んでしまう

ために、楽しくないと思います。

 

ここで述べたように

①②③に共通するのは、

楽でない、または楽しくない

ということです。

 

「つらいことは続かない」

ならば、それを逆手にとって

「楽に続ければ良い」んです。

 

例えば、つらいと思うときは

問題集を1日10ページ進めるという

目標を5ページに減らすなど

量的に減らしてみたり、

 

ペースダウンをしたり、

やらない時期を設けても

「一時停止」をする

と行った考えを持てば

「頑張る」とは気負いせずに

「楽に」続けられる。

 

同じ量をこなすにも、

ペースや時間を変えたり

考え方や気持ちの持ちようを変えるだけで

続けられる。

 

気持ち一つで結果が大きく変わるので、

何事も是非ポジティブに考えてみましょう。

 

 

 

2.過去を悩んでも何も得しない

これは私にもかなり当てはまります。

私は何か決断を下して動き始めてから、

「こっちを選んでよかったの?」

「逆の方がうまくいったかも...」

過去を悩むことがとても多いんです。

 

大きな決断を下した時には

本当にそれが正しかったのか

心配になるものです。

 

ただ、一度決めたことを

悩み続けて長く引きずっても、

既に進んでいる道から後戻りできない

といった状況では、

苦しい生き方をするだけなのです。

 

自分が過去に決断したのであれば、

もう過去は引きずらずに

「楽な生き方」をした方が

良いのでは?

 

失敗した時にも

「もうちょっと頑張れたな...」

とは思わずに、

「それなりには頑張った!」

「自分のできることはやったはず」

と考えるようにしましょう

 

過去のことを悔やんでも、

過去は変わりません。

むしろ過去の失敗をバネにして

未来に繋げる思考に変えましょう。

 

 

 

3.迷ったときの考え方

人生は決断の連続です。

日常の些細な選択や、

今後の人生に大きな影響を与える

非常に重要な決断まで、

何をするにも決断を繰り返します。

 

私は優柔不断で、何をするにも

時間をかけて決断をしていますが、

樹木希林さんの以下の

考え方を知り、

新たな選択基準を見つけられたと

感銘を受けました。

 

それが、

迷ったら楽な方を選ぶ。

です。

 

日本人は努力や苦労を美徳と考え、

「しんどい道を進めば

いつか楽になれる」

と口を揃えて答えたがります。

 

本当に楽になれますか?

同じことをこなすのであれば、

過程が楽な方が良くないですか?

 

 

 

【まとめ】

この本では、まさに先ほど述べた

樹木希林さんの御言葉を理想とする方法が

多く書かれています。

 

以前記事で述べたように、

私は人よりも時間をかけて

勉強していましたが、それは

必死に勉強している自分は凄い、

こんなにも勉強したから大丈夫

と不安な感情から何かに

すがりたかったのかもしれません。

 

ただし、本書を読めば、

この考え方が間違っていることは

明らかだと分かるはずです。

 

少し考え方を変えて

何事も楽な方法を考えることは

効率的に問題を解決できるため

むしろ勧められるべきだと思います。

 

日本の従来の考え方を変えて、

是非みんなで楽な方法を

見つけ出しましょう!