目標によって変える『最強の独学術』

 

どうも、けんぴーです!

 

前回に続き、勉強方法やアウトプットに関する本を紹介させていただきます。

 

今回は「独学」に着目した本となっています。

 

「1人で勉強できるようになりたい!」

という方には、是非読んで頂きたいです。

 

 

最強の独学術

自力であらゆる目標を達成する「勝利のバイブル」

 

 目次

  1. 「独学力」
  2. 独学1.0 必ず目標達成する
  3. 独学2.0 教養を深めて世界を広げる
  4. 独学3.0 一生学び続けて夢を叶える[:contents]

 

 

1.「独学力」

実際にみなさんが想像するように、

「どんな環境でも、どんな目標に対しても、

自らが己を高め、自力で道を切り開く」

力が本書で「独学力」と定められています。

 

独学と言われると、一人孤独に黙々と勉強

といったイメージを持つ人が

多いんではないでしょうか?

 

しかし、独学力をつけることは難しいです。

 

「1人だとなかなか勉強できない!」

「みんなで勉強したら教えあえるから!」

といって集まって勉強して、

結局おしゃべり会になって勉強が進まない...

そういう経験を持つ方も多いと思います。

 

独学を極めれば、いつでもどこでも

自分1人の力で学ぶことができ、

個人的に「最も効率の良い」

勉強方法になると思います。

 

 

 

2.独学1.0

必ず目標達成する

 本書では、独学の種類を1.0  2.0  3.0に

分けて説明されています。

その都度、各々の定義を述べようと思います。

 

まず独学1.0は、一言で

短期的独学」

と表されます。

 

具体的には1~2年以内の目標で、

「直近にある試験に合格!」

という目標なども含まれます。

 

【「やらないこと」も考える】

独学1.0で私が特に心惹かれたのが、

「やらないこと」を決めるということです。

 

夢ができた時には、

長期の計画を立てて、細分化し、

この目標を達成するにはいつまでに

この問題集を何ページまで終わらして...

 

おそらくほとんどの人が、

目標の立て方の程度に関わらず

何を「やれ」ば良いのかを考えると思います。

 

しかし、逆に

何を「やらない」でも大丈夫、

とまで考えて目標を立てる人は

少ないのではないでしょうか。

 

試験直前にやるべきことが大量にあるものの、

ついついテレビを見てしまったり、

スマートフォンをいじってしまったり、

知らないうちに時間が経過している、

という経験をした方は多いと思います。

 

つまり、「やらないこと」を考えるのは、

「やるべきこと」を達成するために

無駄な時間となる、やる「べき」ではない

時間をなくす

ために必要だと考えられます。

 

目標を立てると、

その目標が常に目に入るように

しておくことが大切だと以前述べましたが、

SNSは1日30分まで」のような

「やらない目標」を紙に書いて、

勉強机の上に置いておくことも、

いいかもしれません。

 

また、勉強を「やっていない」、

つまり休憩時間のことを考えて、

休憩時間後にすぐ勉強に戻れるように

休憩時間のルーティーンを決めておくことも

良いかもしれません。

 

 

 

3.独学2.0

教養を深めて世界を広げる

次に独学2.0は

中期的独学」

と表されます。

 

具体的には5~10年に及ぶ目標への独学法です。

 

【世界のエリートがやっていること】

独学の基礎中の基礎は「読む」ことです。

世界中のエリートは、この「読む」力が

圧倒的に優れており、読む力は

「読書量」によって支えられています。

 

特に世界中の方は、

「古典」を読み込んでいる方が多いそうです。

 

 

【手にしづらいし、難しくて読めない...】

「古典を読んでエリートになるなら、

古典を読みまくろう!」

 

そう思える方はなかなかいないと思います。

 

普段読まれない方が多いでしょうし、

何が書いてあるのかわからない

と思う方も多くいると思います。

 

そんな人は、漫画から入れば良いのです。

 

古典作品を易しく書き換えてくれている

漫画は、数多く出版されています。

 

苦手と思うジャンルも、

このような漫画に頼ることで

「今まで苦手意識があって読まなかったけど、

いざ漫画で読んでみると面白い!」

「オリジナルでは読みづらかった所って、

こういう展開になっていたのか。」

と、気軽に読み進めることができます。

 

また、漫画を読んでからオリジナルを読むと、

話の大筋が掴めているために

より理解度を深められると思います。

 

古典を読んで挫折した経験がある方も、

一度漫画を読んでみて下さい。

 

 

【掘り下げる読書か、幅広い読書か】

どちらを行うべきか悩んだことがありますが、

両者には各々のメリットがあります。

 

まず、今すぐに仕事につなげることができる

という点で考えると、掘り下げる読書

が向いていると考えられます。

 

1つのテーマについて関連する本を

何冊も読み進めていくと、

短期間でそのテーマのプロに

近づくことが可能です。

 

そのため、例えば

自分のあまり詳しくない分野について

1週間後に会議や討論が開かれる、といった

時間はないが、なんとか間に合わせたい場合

にはオススメです。

 

 

自分の好きな作家さんやビジネス書に絞り

1つのテーマを読み続けることも大切ですが、

こういった読書を続けると、

偏った読書になり教養の幅が広がらない

といったデメリットもあります。

 

それを改善するのが幅広い読書です。

 

上述のように、教養の幅を広げるには

多くのジャンルの本を幅広く読むことが

必須だと思います。

 

ここまで読んでいただいた方は、

掘り下げる読書は独学1.0つまり短期的独学

幅広い読書は独学2.0つまり中期的独学

に分類されるということがわかると思います。

 

 

 

 4.独学3.0

一生学び続けて夢を叶える

最後に独学3.0は

長期的独学」

と分類されています。

 

上述のように、一生学び続けることに

関係しています。

 

本書では、長期的な計画を立て、

モデルとなる人物を見つけ、

何度も修正を加え、PDCAを回す

ということが細かく書かれていますが、

 

要するに

短期的な目標を達成するための独学1.0」と

中期的な目標を達成するための独学2.0」を

組み合わせることが

一生学び続ける長期的な独学3.0に繋がる、

ということが大切だと考えられます。

 

「短期目標である日々の課題をこなし、

中期目標である試験などを通過していく。」

 

これを繰り返し短期目標→中期目標→短期目標→...

と進めていくことにより、

長期的な目標である将来の夢を叶えられます。

 

 

 

【まとめ】

独学を続けて

小さな目標をたくさん達成することで

徐々に大きな目標を達成し、

最終的に夢を叶えることができる。

 

言葉にすると数行で表せますが、

実際には夢を諦めてしまう方も

多いのではないでしょうか。

 

続けることは本当に難しいのです。

 

本書を読んで、独学の方法を学び

目標を少しずつ達成し夢を叶える。

1人でも多くの方の手助けを

できていれば、幸いです。