自分なりに咀嚼すれば自由に生きられる『紙1枚!独学法』

 

どうも、けんぴーです!

 

まず最初に断っておくのですが、

この本においてメインで書かれている

「紙1枚を20字でまとめる」方法は

最初に読んでいるうちに

「この方法は自分には合わない」

と思い流し読みをしました。

 

このブログを始めて既に数冊の

感想や挑戦したいことを書いてきましたが

同じテーマの本を読むと、

1つの行動に対して対照的な意見を

著者の方々が持っている

場合が多くあります。

 

実際に自分がどうしたいのかという

考え方の軸を持っていると、

それと同じ考えを持つ

著者さんを真似すれば良いので、

自分の気に入った点だけを

取り入れれば良いと思います。

 

この本で書かれている

20字でまとめる方法も、

決して否定する訳ではなく

私に合わなかっただけです。

 

主要部分である20字でのまとめ方

の部分は線を引かずに読んでいたので

今回の感想は、やや短めとなります。

 

 

『紙1枚!独学法』

  1.  「消費」から「投資」へ
  2. 教養=リベラルアーツ

 

1.「消費」から「投資」へ

「消費」=学んだ内容を忘れている

という考えで本書には書かれています。

 

この点に関しては著者も

「読んでおしまい」という

読者が多すぎる

と悲嘆に暮れていました。

 

学んだ内容はその場限りにせずに、

明確な目的を設定してそれを達成する

「投資」型の学習を行う必要があります。

 

本書では、その学習を実現する時には

①目的の明確化 ②思考整理 ③端的な要約

が必要だと語っています。

 

 ①は先ほど述べたように、

目的を明確にしないと

自分が達成すべき領域がわからず

実感が湧かないからです。

③は覚えたくても

長すぎて覚えられない

ということがよくあると思います。

それを改善するために

自分で簡潔に・短くまとめる

ということです。

 

そして②の思考整理が

最も大切なのではないかと思います。

 

これは①と③を繋ぐ役割を果たす上に、

情報を整理・取捨選択し、

自分なりに咀嚼することで

考えをまとめることにつながるからです。

 

自分の身に吸収するには、

自分が覚えやすい形で覚える

ことが非常に重要です。

 

そのため文章が難しくても

「要するに、これは◯◯を表す」

と自分なりに咀嚼できれば

書かれている文章をそのまま

覚えるより、圧倒的に覚えやすくなる

と思います。 

 

一度自分で深く考えて

文章を咀嚼してみると良いでしょう。

 

 

 

2.教養=リベラルアーツ

「教養」の訳語が「リベラルアーツ」であり

リベラル=自由に生きるため

アーツ=技術を身につける

という意味を有しており、つまり

「自由に生きるための技術を身につける」

ことが教養の目的だと述べられています。

 

確かに私の周りでも、教養のある人は

自分で決めた人生観を有している人が多く

常に行動には自信が満ち溢れているように

思えます。

 

教養がある人は昔から

貪欲に学び続けてきているため、

自分なりに物事の本質を

たくさん掴んできています。

 

そのため簡潔な説明で

周囲の人間を納得させたり

立ち振る舞いに自信が現れる

のだと思います。

 

私もそのような方々に憧れ、

また最低限必要とされる幅広い教養を

身につけるために、

最近、教養に関する本も購入し

少しずつですが読んでいます。

 

また読み終わり次第、

その本についての感想や

得られたことを書くので

待っていてください!

 

 

 

 

【まとめ】

・学んだことを忘れないために

 学習の前に目的を明確にし、

 自分なりに思考を整理し、

 最終的に端的に要約して覚える。

・教養ある人間の行動は

 常に自信に満ち溢れている。

 教養があれば

 より自由に生きていくことができる。

 

 

 

この記事の最初にも述べましたが

本書で書かれているメソッドを

私は取り入れませんでした。

 

自分にとって必要な部分だけを

取り入れて生活に移していくことも

大切だと思います。