映画『十二人の死にたい子どもたち』

 

どうも、けんぴーです!

 

 

普段あまり映画は観ないのですが、

久々に観に行きたいと思ったので

『十二人の死にたい子どもたち』

を観てきました!

 

その感想をお伝えします。

 

 

 

『十二人の死にたい子どもたち』

【ストーリー】

それぞれの理由で安楽死を望み、廃病院の密室に集まった

12人の少年少女は、そこで死体を見つける。

死体が何者で自殺なのか他殺なのか、

集まった12人の中に殺人犯がいるのか。

やがて、12人の死にたい理由が明らかになっていく。

 

 

まず最後まで観た時の感想は

伏線が分かりやすく、

映画を観ながら推理した

ほとんどのことが当たっている」

という点は少し残念でしたね...

 

とはいっても全てを解けた訳ではなく

時々予想外の事はあったのですが...

あまり話の本髄に影響を与える

部分ではなかったです。

 

 

次にキャストの方々ですが、

高杉真宙さんや杉咲花さん、

新田真剣佑さん、橋本環奈さん

そして北村匠海さんなど

最近映画やドラマでよくみかける

人気若手俳優さん、女優さんが

多く出演されていました。

 

この若手俳優さんたちによって

実際に悩み生き抜いた若者の姿

映し出されていました。

 

先ほど「伏線が分かりやすく

少し残念」と書きましたが、

この映画ではそれを解き明かす以上に

若者たちの置かれている立場や

その心理状況を感じ取る

ことの方が重要だと思いました。

 

十二人の子供たちが悩んだ結果

死ぬために集会を行った。

彼らの中には

家族や社会での立場に悩む人が多く

他にも病気に悩む人や過去のトラウマを

背負った若者など、理由は違えど

「死にたい」と思うほど苦しんでいる12人。

 

実際にニュースなどでも耳にする事件を

理由に死にたいと思う若者は

社会に何かを訴えかけようとしています。

この映画では、その部分を感じ取ることが

最も重要だと思いました。

 

 

タイトルだけでは重い印象を与え、

その過激さ故に不安な思いを

抱いている方もいらっしゃると思いますが、

ラスト15分でその思いは

きっと解消され、また多くを考えさせられる

映画となっていると思います。

 

悩んでいる方は、観ることをオススメします。