誰もができる『シンプルな勉強法』

 

 どうも、けんぴーです!

 

この本の始めに

僕には常人離れした記憶力はない。

ただひたすらに勉強の仕方がうまく

その鍵は勉強の要領の良さにある。 

 と河野さんは述べています。

 

実際にこの本では河野さんの

勉強法が1から詳しく書かれており

確かに真似をすることで

全員が効率よく学べるような

勉強法となっています。

 

その中で取り入れたい点を

今回も述べて行きます。

 

 

『シンプルな勉強法』

  1.  まずは幹から
  2. 「読み飛ばし反復学習」
  3. ストレスを感じたら

 

1.まずは幹から

教科書には基本的な知識が

一通り書かれていますが、

どのページも均等に大切

ということは決してありません。

 

過去問を解いて見たりすれば、

この分野は頻出で、あの分野は

出題されたことがない

など、かなり偏りがあると思います。

 

それを知らずに不要な知識も

全て押さえようとすると、

時間内に合格点を得ることができません。

 

試験に出ない細かい枝葉の部分から勉強

するのではなく、

重要かつ頻出な幹から押さえる勉強

が効率よく合格するのに必要な勉強です。

 

以前の記事で既に述べたように

私は教科書を1から順に

全てのページを時間をかけて

勉強するというかなり効率の

悪い勉強法をしていました。

 

これを試してから実際に

成績は向上したので、

この方法は無意識のうちに

行えるようにしておきましょう。

 

 

 

2.「読み飛ばし反復学習」

著者の河野さんは本書の中で

普段の勉強で必ずやってほしいことが

『読み飛ばし反復学習』です。」

と、かなり推されているのが

この勉強方法です。

 

名前の通り、教科書を章別に分けて

勉強するときに1章分を読み終えたら

もう一度その章を飛ばしながら読む

ということです。

 

大切なのは、しっかり読んでから

2度目に読み飛ばすまでに

時間を空けない

ということです。

 

ある程度時間が経過した後に

復習をしたとしても、

1度目の内容が少ししか

頭に残っていなかった場合、

2度目にも時間がかかり

効率が悪くなってしまいます。

 

本書では

「1回目にじっくり読んだ直後に

飛ばしながらおさらいすると

30秒ほどで全体像も意識できる。」

と書かれています。

 

 

また、長期的に勉強を進めるには

短期記憶から長期記憶に

変換して行く必要があります。

 

先ほどの「直後に読み飛ばし反復」

を行ったり、他にも

教科書の覚えられていない部分を

マークして復習時にそこを見直す

といったことなどを行えば、

復習に使う無駄な時間を

少しでも減らすことができます。

 

復習が大切とよく言われますが

決して毎回じっくり行うのではなく

1回1回の復習の時間を短くして

何度も復習するようにしましょう!

 

 

 

3.ストレスを感じたら

眠気や不安は何をする上でも

ストレスになります。

 

このようなストレスを感じながら

我慢して行ったが、効率が悪い

という経験は誰しもあるはずです。

 

こういった場合は

まず寝る

ことでかなり改善されます。

 

眠くて頭がぼんやりした状態では

脳がうまく働かず、記憶に

残らないことがほとんどです。

 

特に長時間勉強を行う場合は

適度な休憩が必要となります。

 

だらだらと長時間勉強するのであれば

そのうちの一部を睡眠に当てて

残りの勉強時間の効率を上げることに

徹底した方が圧倒的に捗ります。

 

また眠いとき以外にも

「やる気がない」と思いながら

勉強をしてしまうと、

受動的な勉強になってしまい

自ら学ぶ姿勢を失い

効率的に進めることはできません。

 

効率的にできないと感じた時は

決して無理をして続けるのではなく

適度な休憩、特に睡眠を

挟みながら進めることが大切です。

 

 

 

【まとめ】

・重要かつ頻出な幹から押さえる

 勉強法を定着させる

 

・復習は細かく分けて

 時間を空けることなく行い、

 特に1度目の復習は直後に

 

・眠気や不安,やる気のなさを

 感じた場合は、効率を考えて

 とにかく寝るか休憩を挟む

 

 

 

クイズ番組等によく出演されている河野さん

ですが、圧倒的な知識量を誇るような方でも

勉強法は基本に則って地道に行うものだと

いうことが分かりました。

 

この方法に従えば、着実に

試験合格や知識定着につなげることができます。

 

皆さんもぜひ河野さんの勉強方法を

真似してみてください。